コラム
2024.03.15
キックオフミーティングとは?開催の目的と成功の秘訣を解説
目次
- 1. キックオフミーティングとは
- 2. キックオフミーティングを開催するメリット
- プロジェクトの方向性が明確になる
- メンバーの安心感につながる
- モチベーションの向上
- 3. キックオフミーティングの進め方は?成功のコツ
- 事前準備
- 会場選び
- 開催のお知らせ
- 当日の流れ
- 4. キックオフミーティングの種類
- 社内チームのキックオフミーティング
- 社外または顧客向けのキックオフミーティング
- 役員やスポンサー(上層部向け)向けキックオフミーティング
- アジャイルプロジェクトキックオフミーティング
- 5. まとめ
1. キックオフミーティングとは
キックオフミーティングとは、ビジネスシーンにおいて新しいプロジェクトが始動する際に開催されるミーティングのことです。
プロジェクトのゴールや目標、想定される予算や課題などについて共有認識を持ち議論を行うのが目的です。また、参加メンバーが自分の役割を明確にしたりタスクの重複や抜けを無くしたりする目的もあります。
細部までしっかり話し合うことができれば、プロジェクトも最良のスタートをきることができ、チームビルディング効果が高まります。メンバーのモチベーションも高まるため、キックオフミーティングができる限り開催することをおすすめします。
2. キックオフミーティングを開催するメリット
1. プロジェクトの方向性が明確になる
新規のプロジェクトを立ち上げる際、それに対する認識はそれぞれ異なります。方向性に個人差が出てしまうと良い結果は望めません。共通のゴールを確認しプロジェクトを計画することで、業務がスムーズに進められ効率アップにつながります。
2. メンバーの安心感につながる
メンバー同士で顔を合わせ、会話をしていくことで安心感が得られます。特に社外の方も含めたプロジェクトの場合、相手の顔と名前が一致しないまま進行してしまうとメンバーは不安になります。信頼関係を築くためにも、キックオフミーティングは重要です。
3. モチベーションの向上
プロジェクトを成功に導くには、参加メンバーのモチベーション向上が必要不可欠です。キックオフミーティングを実施することでメンバーの一員としての自覚を持つことができ、モチベーションの向上に効果があります。
3. キックオフミーティングの進め方は?成功のコツ
1. 事前準備
まず参加者を決め、その後日時・所要時間・議題(アジェンダ)・各種資料の作成を進めていきます。当日のミーティングに参加できないメンバーのために、議事録担当者を決めておくのもおすすめです。オンラインも含めてミーティングを行う際には、録画をすることを忘れないようにしましょう。
2. 会場選び
対面式やオンラインとあわせたハイブリッド開催の場合には会場選びが重要になります。会場によって雰囲気が変わり、通常の会議に比べてさまざまな立場の方が参加するためです。目的や人数にあわせて適切な会場を選び、ハイブリッド開催の際にはネット環境にも考慮して探すようにしましょう。
3. 開催のお知らせ
キックオフミーティングの方針や会場が決まったら、参加者や関係者にお知らせを行います。社内・社外むけに適切な開催内容を送り、当日のスケジュールが分かるよう必要事項を明記しておきましょう。不明点があった場合に問い合わせをしたい参加者もいるため、問い合わせ先も忘れず記載してください。
4. 当日の流れ
当日の開催では、一般的に①プロジェクト方向性・目的・目標の提示②チーム体制、役割の説明③メンバー紹介④スケジュールの確認⑤質疑応答で進めるのが一般的です。
気をつけるべきポイントとしては、誰もが理解できるような言葉選びでシンプルに説明することです。そうすることで認識に個人差が生まれるのを防ぎ、最終的にはプロジェクト成功につながりやすくなります。
4. キックオフミーティングの種類
1. 社内チームのキックオフミーティング
最もシンプルなキックオフで、社内のプロジェクトを開始するにあたって開催されます。
2. 社外または顧客向けのキックオフミーティング
キックオフミーティングのうち、最もフォーマルなタイプです。社外メンバーや顧客とのコミュニケーションについて話し合い、効果的な体制を明確化する時間にしょう。
3. 役員やスポンサー(上層部向け)向けキックオフミーティング
予算の決裁権を持つ役員向けに、プロジェクトの概要や取り組みへの理解を促すためのキックオフです。プロジェクトが会社にどのように貢献するかが重要なので、全体のロードマップや施策のイメージ、プロジェクトによって生まれる成果などを説明し、プロジェクトの重要性について役員やスポンサーに理解してもらいましょう。
4. アジャイルプロジェクトキックオフミーティング
複数のフェーズにプロジェクトを分割するアジャイルプロジェクトでは、2週または4週ごとの仕事のサイクルである「スプリント」に基づきプロジェクトを進めます。これは現状やゴール設定を確認するのが目的です。スプリント計画とスプリントの振り返り会議を活用すれば、継続的改善に取り組めます。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
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